我が国では家畜伝染病予防法という法律により、多くの伝染病が適正に防疫をされています。
ところが海外の殆どの国では国家規模での対策が不十分です。

ヨーネ病はヨーネ菌という菌の一種が起こす牛などの反芻動物に多い伝染病です。ところがこの菌が人の自己免疫難病の原因ではないかという仮説や研究成果が多数出てきています。クローン病の病名の由来となった米国のクローン医師(写真)はクローン病の原因として症状や病理像が共通する牛のヨーネ病に類似していると指摘し、論文発表をしました。その後、遺伝子検査の進歩によりヨーネ菌との関連を示唆する論文も増えました。厚労省も国会答弁でこの指摘を重く受け止めて、ヨーネ病の牛由来のミルクが消費者に渡らないように厳密な指導がなされています。ヨーネ菌との関連が疑われ関連が論文発表されている自己免疫難病には多発性硬化症、1型糖尿病、橋本病などがあります。しかし、日本以外の諸外国では牛などのヨーネ病に対する対策は乏しく、米国農務省は全米の酪農場の70~90%が汚染されていると報告しました。

このような状況で、乳製品のヨーネ病汚染は多くの論文で報告されています。