本学会の情報についてはこちらを御覧ください。
2025~26のヨーネ病国際学会の理事に百溪が就任しました。我が国はヨーネ病の汚染が世界で一番低い清浄国です。国内の酪農畜産が厳しいというのはおかしな話です。良質なミルクや肉は世界中の人が欲しがっております。このことを政府はアピールもしません。おかしなことです。先日、農家の方によるトラクターのデモ行進がありましたが、政治家の方にはもっと学んでほしいと思っています。アメリカの酪農は大規模ですが95%の農場がヨーネ病に汚染されている(USDAS調べ)ことを知ってください。
参加者を募集しています:学際的な協力でヨーネ菌の家畜や人に対する影響を解明する学会です。
国際ヨーネ病学会(IAP)への新たなメンバーの加入促進を進めております。獣医師、医師、分子生物学、免疫学、細菌学者の重要で魅力ある分野です。
酪農畜産関係者も大歓迎いたします。現状と酪農振興にサイエンスが役立つことを知ってほしいと思います。世界の中で日本は唯一ヨーネ病を撲滅できる国なのです。
本学会は、ヨーネ病や関連領域に関する会員相互の知識及び技術の向上とその応用普及を図り、もってわが国の畜産振興ならびに安全な畜産生産物の供給に寄与することを目的として設立されました。
本会は、以下の目的を達成するために次の事業を行なっています。
1) 学術的情報の交換、普及
2) 集会の開催、会誌の発行
3) 関連研究領域の交流促進
4) 国際ヨーネ病学会(International Association for Paratuberculosis)への活動参加および協力
5) 海外の関連組織との協力促進
*現在日本ヨーネ病学会の年会費は無料です。
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ヨーネ病や日本ヨーネ病学会についてのお問い合わせは、
比較医学研究所のお問い合わせフォームよりお送りください。
■抗酸菌の一種であるヨーネ菌は家畜や野生動物に広範囲の感染を起こしています。
人間への感染性については、人間でコッホの3原則を証明するわけにはいかないので明確ではありませんが、さる(カニクイザル)などへの感染は明らかになっています。
ヨーネ菌についての細菌学、分子生物学、免疫病理学的な研究は十分な状況ではなく、より多くの施設で研究が進むことが望まれております。研究についてのアドバイスはいたしますのでご連絡下さい。(学会事務局)